卓球やっている人の中にはワールドマスターズゲームズ2021(World Masters Games KANSAI Japan)に参加予定の人もいたのではないでしょうか?コロナの影響もあり延期になりました。今回はワールドマスターズゲームズ2021の延期について確認しておきましょう。卓球やっている人は要チェックです。
【卓球】ワールドマスターズゲームズ2021の延期について
ワールドマスターズゲームズ2021とは全国,海外の人と様々なスポーツで交流する大会。国際マスターズゲームズ協会(IMGA)が4年毎に開催する30歳以上限定の大会です。
ワールドマスターズゲームズ2021は大きなイベントの為、多くの人が楽しみにしていました。しかし、コロナの影響で延期。参加費の返金手続きも行われているとのことなので詳しくは公式HPをご覧ください。
<ワールドマスターズゲームズ2021>
公式HP:https://wmg2021.jp/
公式HPによると「ワールドマスターズゲームズ2021関西大会は延期が決定しています。延期後の開催日程は調整中です」とアナウンスがあります。
そして、延期とのことで開催はいつになるのか?2022年2月現時点で色々話がされているとのことです。
中止の選択がない理由はコストの面。今まで運営にかかったコストが数十億円規模に達するとみられるとのことで、これらのお金が全くの捨て金になってしまうのはどうしても避けたいでしょう。
関係者の間で今秋(2022年秋)開催と2026年5月開催の2案に割れていたそうですが、どうやら2026年に開催の方向みたいですね。
大会組織委は4年後の2026年5月に延期する方針。しかし、会期の決定権を持つ国際マスターズゲームズ協会(IMGA、本部・スイス)は2022年秋を主張していました。
中塚則男事務局長は「今から秋の開催準備をするのは不可能。2026年5月がベストだとIMGAにも理解してもらいたい」と話しています。それに加えてコロナの状況などもどうなるかわかりませんし・・・。今秋(2022年秋)の開催は正直、難しい状況であったのでしょう。
ではなぜ、来年や再来年に先延ばしするのが厳しいのか?その理由は2023年以降、毎年のようにスポーツの国際大会が目白押しの為、バッティングする可能性があるからです。
2023年には韓国でワールドマスターズゲームズ(WMG)の地域大会、2024年にはフランスのパリで五輪・パラリンピックが開催、2025年には台湾でワールドマスターズゲームズ(WMG)が予定されています。
バッティングすることにより参加者や関係者を呼べなくなる可能性が高くなりますし、ましてや2025年には同じワールドマスターズゲームズ(WMG)の大会同士で観客を奪い合うことになってしまいます。
その為、なるべく早い時期へ再延期するとなると大きな国際スポーツ大会のない2026年が最適となるわけです。それより後に延ばすと事務局の運営コストやPR費がさらにかさんでしまうデメリットが・・・。
2028年には五輪・パラリンピックの開催が予定されていますし、再びほかの国際スポーツ大会とバッティングしてしまいます。こうした事情を勘案し、再延期の日程は2026年が望ましいという結論にいたりました。
しかし、2025年の台湾大会のわずか1年後に行うというのもネックの部分。ワールドマスターズゲームズ(WMG)する人は、リピーターが多いと予想。台湾大会に参加したばかりの海外の選手が翌年に連続で高い渡航費を負担して参加するのか?となると、海外から2万人呼ぼうという計画はあてが外れてしまいます。その分、経済効果は見込めなくなります。
さらに、IMGAが延期を認めない可能性もあるとのこと。IMGAは国内組織委からの提案を受けて総会などで話し合い最終的な結論を出します。現時点でまだ結論は出ていないとのことで、国内組織委の関係者は2026年5月への再延期案に賛同しない可能性が捨てきれないことに対し懸念している状態。
ワールドマスターズゲームズ2021の延期はいつになるのか?随時公式HPで確認するようにしましょう。